• Svavar Guðnason, Íslandslag, 1944.

アイスランド国立美術館の
所蔵コレクション

アイスランド国立美術館は、アイスランドの視覚芸術に重点をおいており、19世紀および20世紀のアイスランドおよび海外の作品を所蔵しています。20世紀のアイスランドの最も優れた作家による芸術史上重要な作品はほぼすべて網羅しています。また若手作家や往年の作家による作品が継続的に加えられ、所蔵コレクションは常に増え続けています。

アイスランド国立美術館の基礎は、1884年の美術館の創立時に、弁護士から後に地方弁務官となったビヨルン・ビャルナルソン(Björn Bjarnarson, 1853年-1918年)が個人の所蔵品を寄贈したことに始まります。寄贈コレクションには、ジョアキム・スコブガード(Joakim Skovgaard)、クリスチャン・ブランシュ(Christian Blanche)、ピーター・クロイヤー(Peder Krøyr)らデンマークの有名画家の作品やノルウェー、スウェーデンの作家の作品が数多く含まれていました。そして美術館開館後数年にわたり、外国作家による絵画、彫刻作品2点、グラフィックワークの寄贈を受けました。

その後20世紀初頭に、国立美術館は初めてアイスランドの作品の収集に着手します。当時、アイスランドの芸術家の数は限られていましたが、確実に増える傾向にありました。1902年、初めて取得したアイスランドの作品は、彫刻家エイナー・ヨーンソン(Einar Jónsson)による「無法者(Útlagar)」です。そして1911年、画家ソーラリン・B・ソーラウクソン(Þórarinn B. Þorláksson)による「休息(Áning)」を入手します。

その後、フィンヌル・ヨーンソン(Finnur Jónsson)、 グズニー・エリスドッテル(Guðný Elísdóttir) 等アイスランド作家からの寛大な寄贈 や、グンログル ・シェヴィング(Gunnlaugur Scheving)とグズムンドル・ベネディクトソン( Guðmundur Benediktsson )からの遺贈、そして2003年にはグズムンダ・アンドレスドッテル (Guðmunda Andrésdóttir)の遺贈を受けました。また個人からも多くの寄贈を受けており、長年にわたる寄贈者の善意を大変ありがたく思っています。

アイスランド国立美術館が所蔵するアイスランドおよび外国作家によるすべての作品の写真と情報は、研究図書館(ローファウスベーグル通り12番)の電子データベースで閲覧できます。

 

  • アイスランド国立美術館の所蔵作品は11,000点超にのぼります。
  • このうち、2,000点超がアウスグリムル・ヨーンソン美術館に、また400点超がシグルヨーン・オラフソン美術館に収められています。
  • 11,000点のうち、1,100点は400名の外国作家による作品です。
  • 370名を超えるアイスランド作家の作品が所蔵されています。
  • コレクションのうち、約5,000点は線画で、そのうち4,500点超がアイスランド作家によるものです。
  • 3,800点が絵画として分類されており、このうち3,400点超はアイスランドの画家による作品、1,850点超は油絵、1,100点は水彩画です。
  • 約850点のグラフィックアートのうち、約300点はアイスランド作家の作品です。
  • 彫刻作品は約600点あり、そのうち500点超がアイスランド作家によるものです。
  • 所蔵品の中には、アイスランドと海外作家の作品スケッチブックが約200点あります。
  • 写真作品は100点超、大部分がアイスランド人によるものです。
  • 約200点が、ニューメディア作品として分類されています。
  • 50点の映像作品があり、1点を除きすべてがアイスランド人作家の作品です。
  • 繊維を使用した作品は30点を超え、すべてアイスランド人作家によるものです。